AKM 実銃解説
【AKM】
1959年にAK47の後継機として配備が始まったライフルで、AK47と基本構造は同一だが、AK47が開発されていた当時よりプレス技術の向上により、レシーバー部を削り出しから、初期のAK47でも採用していたプレス製ボディに変更したため、生産効率の向上と軽量化に成功した。
マズル先端を斜めにカットした形状とすることで発射ガスを吹き上げ、銃口の跳ね上がりを抑える簡易なコンペンセイターが備えられている他、トリガー部にはレートリデューサーという発射速度をコントロールできる部品が追加され操作性はAK47よりも飛躍的に向上した。
またハンドガードやストック等、細かな部分にもマイナーチェンジが施され、ロアハンドガードには操作性向上を目指してリブが追加され、射撃時の過熱を防ぐ目的でライナーも追加された。
グリップについては初期の物はAK-47と同じ木製のグリップが取り付けられていたが、後に濃いプラムブラウン色のベークライト製グリップが付けられた。
ストックはAK47に比べ、ストレート化され、ストックを止めるネジも2本から1本へと減らされた。
折り畳みモデルも同じくストレート化されると同時に、ストックの基部をプレス加工にする事で生産性が向上している。
これ等の見直しによって連射時のコントロール性が向上した。
AK47ではレシーバーにあったスリングスロットがストックに移設され、この変更によって持ち運びの際、不意にぶつけてしまう等の事故も減少した。
なお、固定ストックモデルはストック内にクリーニングツールを収容することが出来る。
同口径の現代発展型はAK103/AK104である。
海外に向けた輸出モデルが10~シリーズであり、木と鉄で作られた当モデルとは異なり、外観は樹脂と鉄で構成された74モデルである。
当店で取り扱っているAKMはE&L製であり、ブランド名である【E&L】は中国の実銃メーカーの【EMEI社】が外装を、内部はカスタムパーツで有名な【LANDARMS社】が手掛け、両社の頭文字のEとLで【E&L】となっています。
上記の内容で察する方もいらっしゃるとは思いますが、実銃メーカーが手掛けるエアソフトガンの外装であり、その品質もさることながら内部パーツもしっかりとしています。
また、高品質でありながら比較的低価格帯での販売である為、当店でご購入された方の満足度は高い傾向に有ります。
様々なメディアにて【悪役】として扱われるAKですが、それと同じく世界中の革命を初めとした【激動の時代を支えた銃】でもあります。
一度店頭にてお手に取ってみて下さい。
文字で表すよりもわかりやすいでしょう。
背中で語る銃AKM。
MIUにて販売中。
→E&L AKM Essential Edition AEG | メーカー別,E&L Airsoft | MIU AIRSOFT