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恐れを知らない獣【HoneyBadger by Q SBR】

この銃は、歴史は浅いが激動の道を歩んだ。

 

元はサイレンサーで有名なAAC(Advanced Armament Corporation)が2011年に発表した
PDWコンセプトのライフルで、同社の.300BLKを用い
サプレッサーを標準装備している。
「ハニーバジャー」とは”世界一怖い物知らずの動物”として
ギネスにも登録されている「ラーテル(ミツアナグマ)」の英名で
この銃からその存在を知った人も少なくないだろう。

 

開発にあたっては、消音効果の高いMP5SDを代替すべく
これを上回る静粛性と汎用性が目標とされた。

その為、本体はARライフルを基礎にして設計され
静粛性追求のためサプレッサー装備を第一義とされた。

また、本銃と共に開発された.300BLKにより
ボルトもAR15系と同寸のものがそのまま使用されている。

 

2011年の発表時には軍・法執行機関関係者の注目を集めたものの
2011年末にはAACの親会社であるレミントンなどの
銃器メーカーを傘下に置くフリーダム・グループによって
設計者でありAACの創設者のケビン・ブリティンガム氏が
解雇され、プロジェクトは凍結された。

しかし、その後の2015年のショット・ショーにてレミントンから
法執行機関向けモデルが出品され
またAACも民間向けの販売を目指していると言われていた。

解雇後もSIG社のMCX開発に携わっていたブリティンガム氏は
新企業「Q LLC」を設立し、ハニーバジャー2.0が設計された。

元々サイレンサーの着用を第一義とされていたハニーバジャーは
2.0に生まれ変わり着脱可能となった。

そして設計から翌年のショット・ショーでは同社の製品として
新たに作られたハニーバジャー2.0「Q」が披露されたのだ。

 

ちなみにこの銃は当初ピストルという名目で販売されていたが
みんな大好きATFから「これはSBR(ショートバレルライフル)である。」と
判断され2020年10月に一旦製造中止となった。

現在はARピストルの法改正に従い、ピストルブレースが取り外され
バッファー部にカバーのみを備え付けられた物が
ピストルとして販売されている。

現行モデルでは軍用銃のような過度に汚れる状況下での使用を
想定していない事、それそのものがジャムを起こす原因になりうるという
考えからダストカバーが無くなっている。

逆境に負けず、戦い抜くブリティンガム氏の戦う姿勢は
ラーテルに負けず劣らずの不屈の精神を体現する
ハニーバジャー2.0に引き継がれている。

 

当店でも人気の高いモデルとなっており
入荷してもすぐに売り切れてしまいます。
軽く、硬く、よく飛び、よく動く。
電子トリガー標準装備で価格も抑えめの傑作です。
弱点はバッテリースペースのカバーが紛失しやすいので
ストックを最大まで伸ばす場合は注意が必要になります。
当店ではDEとBK二色を販売しております。

 

DE → https://miuairsoft.com/shopdetail/000000004416/ct46/page1/brandname/
BK → https://miuairsoft.com/shopdetail/000000004417/ct46/page1/brandname/