AK74 -AKシリーズの弟/妹分-
AK74 Series
1974年に採用され、ソ連崩壊後もロシアを始めとする旧社会主義国や周辺各国で第一線火器として使用されているのがAK74である。
構造ベースはAKMとほぼ同一だが、7.62㎜から高速弾である5.45㎜を発射するゆえに発射炎が従来より大きくなる。
その為、これを抑えるために特徴的な大型のフラッシュハイダーが取り付けられた。
また外見的な特徴では暗所でAKM等と混同しないようストックに窪みがつけられているのも有名な話である。
フォールディング(折り畳み)ストックモデルは”AKS74″と呼ばれ、本体下に折畳んでいた旧モデルと異なり、ストックは左側に折り畳む設計になった。
蛇足であるが、1990年代にAK-74の後継としてAN94を選定したが、開発費が予想以上に膨れ上がってしまい、配備が進まず、実質中止となった。
2000年代には、このAK74Mをベースに、新たに西側の5.56㎜NATOなどに対応したAK100シリーズが同社によって開発、製造されており、イズマッシュ社が経営破綻し、「コンツェルン・カラシニコフ」となって以降も生産されている。
反面西側の主力ライフルであるM4カービンと比べて大型で、拡張性に乏しいといったデメリットが顕在化しつつあった。
そこで2015年にハンドガード、アッパーレシーバーにピカティニー・レールを搭載し、ストックをテレスコピック・ストックに換装したAK-74M3が公開された。
これらはアップグレードキットとなっており、ロシア連邦軍はAK-12の配備と並行して現在あるAK74Mに先程の改修を施しながら運用していく方針との事。
上記の通り、プレーンの状態であれば拡張性は乏しいが、外部カスタムパーツも豊富であり、M4と比べても現在は謙遜のない名器であるのは間違いない。
また、5.45㎜マガジンは7.62㎜と比べカーブが緩やかである為、マガジンポーチから抜きやすいというメリットもある。
当店ではE&L製で取り扱っております。
AK74MN→ E&L AK74MN AEG Essential Edition | メーカー別,E&L Airsoft | MIU AIRSOFT
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