【マスターキー – 万能鍵 -】
ドアブリーチングに用いられるショットガンの通称。
バレルとマガジンチューブを切り詰めた、所詮ソウドオフ(sawed off)が主に用いられる。

1980年頃にKACがライフルのアンダーバレル部に装着可能なM870を基にしたショットガンを開発し、KAC MASTERKEYとして販売しているが、マスターキーという呼称は斧にも使われるため、【扉をブチ開ける物】として認識すれば良い。
現在米軍ではM26MASSというサイガのマガジンを使用するマスターキーを採用しているが、頑強で信頼性が高く、入手も容易で価格も安価なM870を背負うオペレーターも多い。
装弾数は切り詰めた位置にもよるが、2~3+1発程。
バタリングラムと呼ばれる現在の破城槌が約15㎏の重さがある為、回数制限はあるが5倍以上軽量のマスターキーは、現在多くの切り込み隊長であるブリーチャーに愛用されるツールの一つである。
